
今日の「東海道53次ウォーク」に、MKさんが興味深い諺を書き込んでおられた。それは「先人曰く 親は子供のことを道の長さほど思うが子は親のことを道の巾しか思はないと・・」というもの。丁度、今日、クルマで移動中、ラジオを聴いていたら(たまたま高校講座 現代文)「木ヲ植エル」という話だった。その話はなかなかよい話しで、目的地に着いてしまってもクルマのなかでしばらく聴いていたのだが、そのなかで親に関する興味深い話があった。それは、中国の諺で「前人が植えて後人涼し」というもので、意味は先の世の人が木を植えておくと次の世代の人が涼しい(これは木陰で涼しい、というだけでなく、その木から様々な恩恵を受けることが出来る・・というもの。)そこから、文字の話になり、「親」という漢字は「立ち木を見る」と書く。つまり親は子供のために木を植えてその世話をする・・ということ。子供は親が植えておいた木によって様々な恩恵を受けることが出来る・・・だいたいこういう話だった。いままで私は「親」という字を、子供がだんだん大きくなって外で遊びだしても、そばにくっついているのでなく、少し離れた立ち木の陰で子供を見守る・・・というところからこの字が成り立って(立つ、木、見る)いるのだとばかり自分勝手に解釈していた。しかし、本当の字の意味はもっと奥深いものだったのである!
MKさんのおかげでいい事を知ることが出来ました。感謝です。
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