2015年12月6日日曜日

スイングバイ(swing-by)

C型小惑星「Ryugu」を目指す小惑星探査機「はやぶさ2」を、スイングバイ航法によって「Ryugu」を周回する軌道に乗せる、
ということが12月3日に行われた。このスイングバイが成功したかどうかは、一週間程度あとにならないと分からないということだ
が、今回はこのスイングバイという言葉を調べる。

スイングバイというのは地球の引力を利用して衛星を引き付け、地球の自転と公転の力を利用して今度は衛星を突き放すもの。
これはちょっと、スケートのショートトラック競技のチームパシュートで、チームのメンバーを自分の前へ手を引っ張って押し出すのに似ていると思った。
画像はJAXAのホームページから拝借した。

2015年10月16日金曜日

ルーティン

ラグビーの五郎丸選手の、キックの前の、両手を前で合わせ、膝をやや曲げた祈るような
動作が話題になって、それをルーティンということを知った。

WEB辞書で引くと、 【「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」
たとえば「ルーティンワーク」は、業務上、毎回決まって行う作業を指す。
コンピュータプログラムでは特定の処理を実行するための一連の命令群をルーチンと呼ぶ。
野球では先発の打順を「先発ルーティン」などと言う。
スポーツの試合のここぞという場面で、集中力を高めたりゲンを担いだりする意味合いで
行われる選手独自の儀式的な所作を、ルーティンを呼ぶ】などとある。

思えば、イチロー選手もこれをやっている。バッターボックスに入った後、バットを右手一本で
投手の方へ向けてまっすぐ腕を伸ばして立てる。これもルーティンだ。

2015年10月12日月曜日

ましゃロス症候群

この言葉を初めて聞いたのはクルマに乗って、ラジオを聞いているとき、
この「ましゃ」というのは福山雅治のことなんだと・・それで、ロスはそれを失うことなんだと、

つまり、福山雅治が独身生活に別れを告げて、吹石一恵と結婚することが決まったことで、
福山雅治のファン、主に若い女性たち(おばさんたちも)に走った衝撃を言うらしい。
ふうん、そうなんだ。たしかに福山雅治、かっこいいからね。ただ、相手の吹石一恵を失う
男性ファンの方はどうなんだと、私は思ったんだが、「かずえロス」などと言わないらしい

この吹石一恵、呼び捨てにして申し訳ないが、私はこの名前を芸名だとばかり思っていた。
これを名づけた人は「あしたのジョー」の熱狂的ファンなのだと・・・・
吹は、矢吹ジョーで、石は力石徹、それで吹石なんだと・・・・。
しかしこれは思い思い込みで、間違いでした。
吹石という名前は、芸名ではなく、本名でした。
彼女のお父さんは元プロ野球選手の吹石徳一さん。
「ましゃロス症候群」いつも年末になると騒がれる「今年の流行語大賞」に入るだろう。

2015年6月24日水曜日

如才のない

「あの人は如才のない人だ」という場合、その人は、誰にでも人当たりがよく、気配りの行き届く感じのよい人を言うと思う。
 最近、文章を書いていて、この「如才ない」を使った。
今まであまり使っていない言葉なので、念のためにその意味が、自分の思っている通りかどうかを辞書で引いて確かめてみた。
「如才」は「如才ない」というように、打消しの言葉を伴って使うのが普通だ。
では「如才ある」という言い方はあるのか?
そもそもこの「如才」という語はどういう意味なのか?
今回はこの「如才ない」について考える。

じょ‐さい【如才/如▽在】
もともと「じょさい」は如在であった。つまり「在(いま)す如し」であった。
論語の「祭ること在(いま)すが如くし、神を祭ること神在(いま)すがごとくす」から来ているという。
眼前に神・主君などがいるかのように、謹みかしこまること。であるという。

その「如在」が誤って如才となった。
この「如才」は【気を使わないために生じた手落ちがあること。また、そのさま。手抜かり】であり、
その下に否定の語を伴って用いるのが通例である。
「如才ない人」で画像検索したら、たくさんのなかに、この井上順さんも居た。いかにも!と思ったので拝借した。

2015年2月24日火曜日

やぶさかでない

先日、テレビの国会中継を、他の用事をしながら音だけ聞いていたら、「やぶさかではない」という言葉が耳に入った。
見ると、答弁に立っているのは菅官房長官である。
よく聞いていると、この「やぶさか」を言ったのは、沖縄県の知事に当選した 翁長雄志氏が上京して、安倍総理や大臣との面会を求めたのに、安倍総理も関係大臣も会おうとしなかった。
そのことを、衆院予算委員会で、維新の党の議員だったかが「なぜ会わないのか?政府の方針に反対する知事だから会わないのか」と質問をした。

これに対して、菅官房長官は「私たちは会うことには全くやぶさかではない」と述べたのである。
☆☆
この「やぶさか」を今回は探検する。
「○○をすることにやぶさかでない」という言葉は、政治家がよく使う。
これは「(私たちは)そのことをやりたくないと思っているわけではない。むしろ進んでやりたいと思っているのです。」というような意味合いで使われるようだ。
しかし、本当にそのことをやりたいと思っているのではなく、むしろしぶしぶ「やりたいと思っていますよ」と開き直っているような趣がある。
☆☆
この「やぶさか」の語源は一体どういうものなのだろう。
先ず広辞苑で引いてみると「吝」という文字を当てている。
①物惜しみするさま ②けちなこと ③未練なさま。思い切りの悪いさま。とある。
語源をネットで調べると
平安時代にケチを表す「やふさがる」から発生したようだ。
☆☆

ところで、この菅官房長官、あまり好きでない安倍内閣のなかで、この人は好きな1人です。
気乗りしない様子で出てきて、しぶしぶという感じで記者会見するところがとてもいい!!
「やぶさかでない」を地でゆく人だ。

2015年2月14日土曜日

サプール

テレビを見ていたらアフリカのコンゴの男たちが映った。大変おしゃれなスタイルをしている。 彼らはサプール、またはサップと呼ばれているらしい。
サプールとはフランス語の
≪Société des ambianceurs et des personnes élégantes≫
(日本語訳は「おしゃれで優雅な紳士協会」とか「エレガントで愉快な仲間たちの会」という意味で、 サプールはその頭文字をとったものという。
そのお洒落スタイルには幾つかの法則があり、三色以内にシンプルにまとめるのが粋とされている。 ネクタイから靴下まで全ての身に着けるものに気を配る。
彼らはタクシー運転手や建築大工などの職業の男たちで、自分の月収の数倍のスーツを買うのだという。 お洒落をして街を闊歩する彼らの得意そうな顔はとてもいい!大共感した。サプール大賛成。
ウクライナのポロシェンコとロシアのプーチンをサプールにしてみた。
誰もがサプールになれば、世界から戦争など消えてしまうだろう。

2015年1月20日火曜日

三度笠

 正月のテレビ番組は概してつまらないものが多かったが、印象に残ったことがひとつあった。
どういう番組だったか思い出せないが、「三度笠」は江戸時代の飛脚の人たちが使用していた・・というもの。つまり江戸時代、飛脚の人たちは月に三度、江戸、京、大阪を往復していた。その人たちが被っていたのがこの笠であり、そこから三度笠と呼ばれるようになった・・というもの。「へえー!」であった。
 三度笠と聞いて私が思うのは、木枯し紋次郎、沓掛時次郎、清水次郎長などの侠客だが、彼らがトレードマークのように愛用していた笠は、実は飛脚のものであったということが面白い。
 そして、江戸と京、大阪を月に三往復とは人間業と思えないが、これは一人の人が3往復したわけではないだろう。多分、そういう会社のような組織があって、交代しながら飛脚便を運営していたということだと思う。

本宅と

 管理画面に入れなくなって、FC2のブログに引っ越したが、今日、もう一度念のため前のブログ(グーグルのBlogger)を見てみたら、管理画面に入れるようになっていた。メールで問い合わせたりしたので、それが役に立ったのか?とにかくグーグルのものは、個人情報保護が徹底していて、少し間違うと、自分の部屋へも入れなくなることがよく分かった。
 ま、このブログの方が気に入っていたので、また戻ることにした。
 新記事「三度笠」を再入力したが、画像はなぜか入らない。正しく操作しているのだが画像が表示されない。これも時間が掛かるのかもしれない。
 もとへ戻りはしたが、また使えなくなる恐れがあるので、FC2のブログはしばらく借りたままにしておこうと思う。