2009年1月19日月曜日

さくらの語源

 いまが見ごろの(雨多いけど)桜、先日クルマでラジオを聴いていたら、天気予報の人がこの「さくら」の語源を語っていた。それは桜が咲く時期は農作業の始まる時期と重なり、農耕民族である日本では大事な食べ物である稲作の開始時期に開花する桜を神と同一視したことは想像に難くない。そして語源であるが、さくらの「さ」は、早乙女や、さみどり、と同じく接頭語で、「くら」は神さまの宿る場所という意味があり、神様は春になると山からおりて来て大切な食べ物の実る場所である田圃へとお出ましになる。その途中で一休みをされる場所が桜の樹なのである。つまり神様は「山」→「さくら」→「田」という順序で人間の近くへ来られる・・・というもの。イミダスにはのっていない。例えば、人を勧誘する時におとりの客(ニセモノの客)を用意しておくことを「さくら」という。これは桜は「ただ」で見ることが出来るので、ただで見る客をさくらというようになった・・・など(広辞苑)今年のさくらは雨によく降られています。神様も雨に濡れて寒いかも知れません。お酒でもお供えしてあたためてあげねば・・・・

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