2009年1月19日月曜日

たばしる

 美味しいお菓子を頂いた。うすいもちの皮のなかに大粒の小豆とクルミが入っている!!大津石山の銘菓だという。名前は「たばしる」この「たばしる」、あられがたばしる、という風に使うが、どういう語源なのだろう。
 先ず、広辞苑を引く。たばしる【た走る】《自四》(タは接頭語)勢いはげしく走り跳ぶ。ほとばしる。万20〔霜の上に霰たばしりいやましに・・〕とある。「たばしる」は「た走る」だったんだ!
 ネット検索では、このお菓子の本舗のサイトをはじめ、いくつかあった。
 雨や、雪は「降る」で、霰のみが「たばしる」となるように思う。このほかに「たばしる」を使うのは、矢玉などがあるようだ。それから子規の俳句「四弦一斉霰たばしる畳かな」は琴の音であろうか。たしかにそういう感じだ。さすがに子規!しかし、この「たばしる」は美味しい!コーヒーにも、渋~いお茶にもよく合う。

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